2016/08/22

●霊的でないことの哀しさ

豊かすぎる物質の世の、型にはめ込み過ぎた科学が人の心を曇らせる。人間を機械だと思ったら、それが人の世を惑わせる。人間を部品の寄せ集めだと思わせないのが、「情緒」の力である。「情緒」とは、夕焼けを見ては、美しいと思い、壊れたオモチャを見ては、今は亡き父を憶い出して、涙する心である。

心の指針141「霊的でないことの哀しさ」より