2011/09/03

無能に対する焦り

若い人は、とかく不満を持ちやすい。
自分の不幸の原因を、  
親のせいにしたり、
兄弟姉妹のせいにしたり、
学校のせいにしたり、
社会制度のせいにしたりするものだ。

そうして、
荒れ狂ったり、
自傷行為にふけったり、
犯罪行為にのめりこんだりする。

自己愛が強すぎるために、
あるいは、子供時代に甘やかされたために、 
わがままになっているのが、
どうやらわからないらしい。

世間は厳しいものだ。

若者の持つ、不平不満や、
小さな不幸など、
利根川にこぼした一滴の酒、
程度にしか感じてはくれない。


若者よ、
自分の無能に対する焦りを、
合理化しようとするな。

他人のせいや社会のせいにするな。
自分がアリとキリギリスの、キリギリスであったことに気づくことが、

まず、幸福への第一歩だ。

 (2011「心の指針」より)