人間は、過去、いくら幸福であったとしても、あるいは、いくら不幸であったとしても、その人の人生を意味づけるのは現在のただ一点にあります。過去、どのように不幸であったとしても、いまが幸せであるならば、その不幸は乗り越えていけます。一方、過去がどのように幸福で、光り輝いたものであったとしても、現在ただいまが不幸であれば、過去の幸福は、その光の照り返しでもって現在を輝かすことはできません。物事を考えるときに、人の思いは過去に走り未来に飛んでいきますが、「いつもいつも、現在という視点を忘れない」ということが何にも増して大切だと思えるのです。
『幸福の科学とは何か』 P.65