失敗した経験が心の傷になって残ることがよくあるのですが、それを完全に消してしまおうとするのではなくて、次なる成功を大きなものとしていくことに専念していったほうがよいと思います。インクのしみばかり見ることなく、まわりを素晴らしい色に染め上げることに専念していったほうがよいのです。過去の失敗の部分というのは、あとでどうこうすることはできないのです。そこから使えるべき教訓は学び取りながら、次なる成功をもっともっと大きくしていき、そして、そうした挫折や失敗を、決して自分を永遠に処罰するようなものにはしないことです。これが大事であると私は思います。
『幸福への道標』 P.32