2018/08/06

●魂の記憶が甦るとき

みなさんの心の奥底には、今回の人生で数十年を生きた記憶のみならず、遠い遠い昔からの人類の過去を生き抜いてきた、魂の記憶があります。そして、それが甦ることが時折あります。それは、人生において、深い心の傷を得て、煩悶(はんもん)し、苦しみ抜いて、一条の光明を見出した時、そうした深い宗教的体験において得られる、あの感覚です。このように、私はまず、「信仰心というものは、単に教えられるものではなく、本来、各人が持っているものである」と申し上げたいのです。

『宗教選択の時代』 P.42