2019/05/26

●究極の知価革命とは 

あの世に旅立つ時には、この世の地位も学歴も、財産も、名声もいったんゼロにして査定される。神仏の存在を考えて生きていたか。素直な信仰心は持っていたか。公平無私の心を持っていたか。愛の思い、利他の思いはいかほどであったか。また、知識の時代とは言っても、この世限りの知識の虚しさは、現代的知識人にはとうてい分かりかねるものがあろう。宗教的な意味をも含めた知価革命こそ、情報社会の先にある「究極の知価革命」と言えよう。

『堺屋太一の霊言』 あとがき