世界の大勢を見るかぎり、宗教教育を非常に早いうちから始めています。
なぜなら、「知識教育」のような、学校で教える高度な学問よりも前に、情操(美的・道徳的・宗教的感情)をつくる必要があるからです。その情操的なものを、物心がつく前、つまり、十歳、十一歳ぐらいになる前につくらないと、人間の魂は善なる方向に向いていかないのです。
知識教育だけでは、善も悪も関係なく進んでいくことがあるため、やはり、情操的なものを先につくる必要があります。
したがって、宗教教育は、比較的早いうちから始めることが大事なのです。
『教育の使命』 P.155