2019/06/15

●不惜身命

心ある宗教者であるならば、人類の危機を前にして、眠れぬ夜を過ごすのは当然です。焦るのは当然です。無理を承知で私は語っています。―不惜身命、しかれども、愛を全うしてください。限りなく無私なる愛を―と。信仰とは激しいものです。まことに激しいものです。実に実に激しいものです。しかし、その中にあって、優しい心を決して見失わないでください。読者の一人一人を、私は限りなく愛しています。

『信仰と愛』 あとがき